奈良県 新薬師寺の思い出と御朱印
新薬師寺の思い出
新薬師寺は私の一番大好きな仏像「薬師如来坐像」が安置されているお寺です。
新薬師寺の本尊の薬師如来を始めて見た時にガガーンと衝撃を受けてしまい、少なくとも4回は訪れているお寺です。
初めて訪れたのは2000年前後。はっきりとした目をした愛嬌のあるお顔をした薬師如来とおたま地蔵に興味をそそられての参拝でした。その頃はまだ宿坊の利用ができていました。あの時利用しておけば!と何度も後悔しています。
新薬師寺は天平19年(747年)聖武天皇の病気平癒を祈願してお后の光明皇后によって創建されたそうです。最盛期には440m四方の敷地で東西両塔・伽藍・金堂と大きなのお寺だったようですが、現在は門をくぐって中に入ると建物も多くなく飾り気もなく境内はさっぱりとした印象です。
ちなみに薬師寺とはまったく関係の無いお寺です。
新薬師寺でいただいた御朱印
新薬師寺の薬師如来に衝撃を受けた訳
写真でみた新薬師寺の薬師如来ははっきりした目・くっきり細眉・おちょぼ口ととても個性的なお顔をされています。はっきり言ってとぼけた感じのお顔だなと思っていました。
しかし実際にしたから見上げる目線になる薬師如来のお顔はとても穏やかで優しくてすべてを包んですべてを許してくれるようなお顔をされていました。
後から理由を考えたのですが写真はお顔の高さとカメラの高さを合わせたものでした
やはり実際に見ないと感じることのできない感動と衝撃でした。
現存最古最大とされる十二神将立像
十二神将は薬師如来を守護する神様です。新薬師寺では薬師如来を取り囲むように配置されています。
制作当時は極彩色で彩られていたとのことでところどころにその色が保たれています。
表情・体勢・服のひだや結び目など衣類の表現、迫力をはっきりと感じることのできるとても素晴らしい像です。
静かなお堂の中で十二神将立像に守られた薬師如来坐像との対峙。とても幸せな気分を味わうことのできる素敵な空間です。
景清地蔵とおたま地蔵参拝の思い出
ずいぶんと前の記憶なので間違っていたら申し訳ないのですが、ま、そこはご容赦願いますね。併せて、今とは違う参拝形式の場合もあると思いますので、そちらもご容赦願います。
私の記憶では庫裡で参拝をしたい旨をお伝えしたところ奥へ通されました。その時玄関に宿坊で利用されたお布団などが置かれていたことを憶えています。
そして目的の二体との対面なのですが、お坊様がとても丁寧に説明してくださったのです。
そしてどうぞお近くでよくご覧くださいとお勧めしてくださったのです。
嗚呼、不謹慎な興味から見たいと思ったおたま地蔵様ごめんなさいと心の中で謝りながら参拝したことが昨日のことのように思い出されます。(なにが不謹慎な興味なのかはお調べください。)
でも楽しかったな。
新薬師寺のくまこ的まとめ
大好きな薬師如来坐像なのでたぶんまた訪れると思います。
宿坊復活しないかな。
最後まで読んでくださりありがとうございました。