くまこのお寺めぐり思い出帳

いままでに訪れたお寺の思い出やそこでいただいた御朱印を紹介しています。

奈良県 中宮寺の思い出と御朱印

奈良 中宮寺

奈良 中宮寺

中宮寺の思い出

もともとは聖徳太子の母親である穴穂部間人皇后によっての現在の位置よりも500メートルほど東の場所に建てられた尼寺。聖徳太子によって建てられたとされる資料もあり、聖徳太子親子にゆかりが深いことがわかる尼寺の中宮寺です。

現在は法隆寺東院に隣接した場所に建てられています。

昭和43年に建てられた中宮寺本堂は堀と花に囲まれて建てられています。少し離れてみると花のじゅうたんの上に建てられたお堂のように見えてとても美しいです。

中宮寺のホームページを見ると猫ちゃんが飼われているようなのですが、会うことはできませんでした。ちょっと残念ですが、外に出すのはやっぱり危ないですから屋内でのんびりするのが一番ですね。

中宮寺御朱印

中宮寺 如意輪観世音菩薩 御朱印

中宮寺 如意輪観世音菩薩 御朱印

中宮寺のご本尊 如意輪観世音菩薩(菩薩半跏像)

中宮寺の如意輪観世音菩薩はパンフレットによるとスフィンクスモナリザと並んで世界の三つの微笑像と呼ばれているとのこと。

確かに思惟半跏のこの像は仏像にしてはとても写実的で美しい像なのですが、なぜ《如意輪観世音》と伝えられているのか?不思議です。

奈良県 中宮寺のくまこ的まとめ

この日は法隆寺から中宮寺へ。そして法輪寺法起寺へ向かいました。

よろしければそちらの記事ものぞいてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

kumaco-desu.hatenablog.com

 

奈良県 法隆寺の思い出と御朱印

奈良 法隆寺


法隆寺の思い出

世界最古の木造建築で有名な法隆寺

国宝の宝庫・法隆寺

聖徳太子のお寺・法隆寺

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺。最後のはちょっと違うか

修学旅行で行ったものの、大人になり改めて参拝すると法隆寺の美しさに改めて感動してしまいました。

JR法隆寺駅からバスで約5分、参道でバスを降り南大門をくぐると、目の前に中門と五重塔が見えます。中門と五重塔の配置のバランスがとても美しいのと、五重塔の相輪が立派すぎて感動してしまいました。

感動しっぱなしですね

法隆寺でいただいた御朱印

法隆寺 以和為貴 御朱印

法隆寺 以和為貴 御朱印

法隆寺 西円堂 薬師如来 御朱印

法隆寺 西円堂 薬師如来 御朱印

西院伽藍に入る前に西円堂へ

美しい五重塔が手招きしている伽藍へすぐ入りたいところですが、まずは左手にある西円堂へお参り。

私は大人になってから2度法隆寺を訪れているのですが、西円堂へ足を向ける参拝者を多く見たことがありません。(どちらも参拝者の少ない時期だったので多い時期だと少し様子が違うかもしれませんが。)

小高い丘に建つ西円堂は、こじんまりとしていますがリンとした印象の八角形のお堂です。

参拝者の少ない時期とはいえ、なんといっても法隆寺ですからそれなりの人出はあります。

しかし参拝コースから少し外れている西円堂に訪れる人は少なく、静かな時間が流れています。

そして西円堂は五重塔や金堂を斜め後ろから見守っているかのように立っています。

堂内には薬師如来座像が安置されていてご朱印をいただくことができました。

法隆寺 西円堂前から見た五重塔

法隆寺 西円堂前から見た五重塔

中門をくぐり、西院伽藍へ

いよいよ中門をくぐり廻廊に囲まれた伽藍へ入ります。

廻廊で囲まれた西院伽藍には右手に金堂、左手に五重塔、奥に大講堂が配置されています。

大きな建物が整然と並んで建てられているためか、それとも廻廊で囲まれて外界と隔てられているためか、伽藍内に入ると空気の神聖度がアップしたように感じます。ほかの大きな寺院では感じたことのない感覚です。

法隆寺の西伽藍の建物にはお気に入りが沢山あります。

まずは金堂上重四隅にある龍が巻きつけられた彫刻のある支柱です。火災よけのお守りとしての龍でしょうか。素晴らしい彫刻でいつまでも見ていられます。

次に五重塔。美しい相輪もさることながら、1層目の下で軒桁を支える邪鬼が私のお気に入りです。重たいだろうに長い間支えてくれて本当に大変です。でもかわいい。いろいろな場所で邪鬼を探すのが結構好きです。

外界と通じているけど結界を作っているような廻廊の連子窓も素晴らしいです。

燈籠と大講堂の配置具合も素敵です。うーん書ききれない!

法隆寺 五重塔と金堂

法隆寺 五重塔と金堂

法隆寺金堂のすばらしい仏様

なんといっても飛鳥時代・止利作の特徴的なアルカイックスマイルなお顔をされている釈迦三尊像です。面長のお顔、衣紋のひだ、光背のデザイン、中尊の台座の懸裳の彫刻。金堂の内の他の仏像も素敵なのですが、釈迦三尊像は群を抜く圧倒的な美しさです。

大宝蔵院にて百済観音とご対面

西院伽藍を出て次は大宝蔵院へ向かいます。ここには法隆寺の宝物が収められています。

その中でも私のお気に入りはやはり百済観音像です。

右手は手のひらを上にしてこちらへ差しだし、左手に水瓶の口をつまむように持ち、すらりと立つ細身の優雅な姿。うん、優雅なんだな。光背も肩から上にしかついていないので本当にスラリとした立ち姿。とても美しいです。

大宝蔵院には有名な玉虫厨子もあります。何匹の玉虫を使ったんだろうなどと余計なことが頭に浮かんできて…。でも、きれいだっただろうな。

東院伽藍の夢殿へ

東大門をくぐり進んだ場所にあるのが東院伽藍です。廻廊で囲まれた東院伽藍の中央にあるのが夢殿です。

聖徳太子の遺徳を偲んで建てられたとのこと。八角形の屋根の上には立派な宝珠が付けられています。宝珠についているとげとげは光り輝く光を表現しているのでしょうか?

奈良県 法隆寺のくまこ的まとめ

久しぶりに訪れた法隆寺は相変わらず美しかったです。また来ることができるといいな。

この日はこのあと中宮寺、そして斑鳩三塔めぐりの残り2つ法輪寺法起寺を巡りました。

よろしければそちらの記事もご覧ください。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

kumaco-desu.hatenablog.com

奈良県 新薬師寺の思い出と御朱印

新薬師寺

薬師寺

薬師寺の思い出

薬師寺は私の一番大好きな仏像「薬師如来坐像」が安置されているお寺です。

薬師寺の本尊の薬師如来を始めて見た時にガガーンと衝撃を受けてしまい、少なくとも4回は訪れているお寺です。

初めて訪れたのは2000年前後。はっきりとした目をした愛嬌のあるお顔をした薬師如来とおたま地蔵に興味をそそられての参拝でした。その頃はまだ宿坊の利用ができていました。あの時利用しておけば!と何度も後悔しています。

薬師寺天平19年(747年)聖武天皇の病気平癒を祈願してお后の光明皇后によって創建されたそうです。最盛期には440m四方の敷地で東西両塔・伽藍・金堂と大きなのお寺だったようですが、現在は門をくぐって中に入ると建物も多くなく飾り気もなく境内はさっぱりとした印象です。

ちなみに薬師寺とはまったく関係の無いお寺です。

薬師寺でいただいた御朱印

新薬師寺御朱印

薬師寺御朱印

新薬師寺御朱印

薬師寺御朱印

薬師寺薬師如来に衝撃を受けた訳

写真でみた新薬師寺薬師如来ははっきりした目・くっきり細眉・おちょぼ口ととても個性的なお顔をされています。はっきり言ってとぼけた感じのお顔だなと思っていました。

しかし実際にしたから見上げる目線になる薬師如来のお顔はとても穏やかで優しくてすべてを包んですべてを許してくれるようなお顔をされていました。

後から理由を考えたのですが写真はお顔の高さとカメラの高さを合わせたものでした

やはり実際に見ないと感じることのできない感動と衝撃でした。

現存最古最大とされる十二神将立像

十二神将薬師如来を守護する神様です。新薬師寺では薬師如来を取り囲むように配置されています。

制作当時は極彩色で彩られていたとのことでところどころにその色が保たれています。
表情・体勢・服のひだや結び目など衣類の表現、迫力をはっきりと感じることのできるとても素晴らしい像です。

静かなお堂の中で十二神将立像に守られた薬師如来坐像との対峙。とても幸せな気分を味わうことのできる素敵な空間です。

景清地蔵とおたま地蔵参拝の思い出

ずいぶんと前の記憶なので間違っていたら申し訳ないのですが、ま、そこはご容赦願いますね。併せて、今とは違う参拝形式の場合もあると思いますので、そちらもご容赦願います。

私の記憶では庫裡で参拝をしたい旨をお伝えしたところ奥へ通されました。その時玄関に宿坊で利用されたお布団などが置かれていたことを憶えています。

そして目的の二体との対面なのですが、お坊様がとても丁寧に説明してくださったのです。

そしてどうぞお近くでよくご覧くださいとお勧めしてくださったのです。

嗚呼、不謹慎な興味から見たいと思ったおたま地蔵様ごめんなさいと心の中で謝りながら参拝したことが昨日のことのように思い出されます。(なにが不謹慎な興味なのかはお調べください。)

でも楽しかったな。

薬師寺のくまこ的まとめ

大好きな薬師如来坐像なのでたぶんまた訪れると思います。

宿坊復活しないかな。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

はじめまして くまこです

ゆるく仏像の魅力にはまって幾年。

その後、御朱印の魅力にもはまってしまったくまこです。

歳を取るにつれて思い出がぼんやりとしてきたので、忘れないために旅の記憶を思い出しながらブログに綴ろうと思います。

それ以外にも大好きな猫のはなしや日常生活のことも書くかも。

誰かの目に留まるとちょっと嬉しいな。

極めようとかは全く思っていないので、内容はいろいろとゆるいのはご勘弁願います。